第5回ザ・不動産セミナーまで2週間を切り、資料の準備で忙しい上田真一です。
今回のブログではその内容をちょっとだけ公開します。
今回のテーマは「賃貸不動産業を始める」です。
空室が全国で400万戸を超え、所沢の貸家空室率は18%となっている中、なぜ?と聞かれそうですが、
賃貸不動産業は実は需要と供給のギャップが非常に大きい産業です。
その需給ギャップの一例として「専有面積の広さ」があります。
セミナーをおこなうにあたり所沢市内の1,600室以上の賃貸マンション、アパートの空室調査を行いました。
その結果、空室の半数以上の830戸が単身者用(ワンルーム、1K、1DK、1LDK)物件でした。
さらに、その約80%が専有面積25平米未満の物件であることが判明しました。
現在人気が集まっている30平米前後の物件は全体の約9%しかありません。
入居者が最も敬遠する3点ユニットが多いと思われる20平米以下は約50%もありました。
このように専有面積だけを見ても、その多くは現在の需要に合っていません。
専有面積以外にも実際には設備や周辺環境で需要にそぐわない物件も多くあります。
これらの物件の多くは相場以下で募集され、家賃相場を下げる要因となっています。
その一方で、5年前と同じ家賃で今年入居者を獲得したという物件も多くあります。
つまり、需要に合った物件は値崩れもなく満室の賃貸経営を続けているのです。
現在の需要に沿った物件を取得し、時代の変化に合わせて柔軟に投資を継続する。
それが賃貸経営で一番重要な部分だと弊社は考えます。
セミナーでは多くのデータや弊社が企画した物件の収支を見ながら、
賃貸経営の基礎を解説いたします!
まだ席に余裕がございますので興味のある方は上田までご連絡ください。