弊社主催の「空き家が増えると所沢の不動産はどうなるの?」セミナーを
12月2日(金)10時から所沢商工会議所で行いました!
今回も一般のお客様や企業の方々など様々なお客様がいらっしゃいました!
ご参加してくださいました皆様、誠にありがとうございます!
第1部「空き家の増加とその活用法」では
NPO法人空家・空地管理センター 代表理事の上田真一が講演しました。
少子高齢化に伴い人口減少している中で、空き家は今後も増加していきます。
空き家活用が進まない原因として、所有者の同意がなかったり、
相続人達の間でも揉めていたりなど活用が進まない理由は様々です。
このような問題を一つづつ取り除くには、不動産や建築、法律に関する知識や経験が必要不可欠になります。
自宅や実家を空き家にしないためには家族間で家をどうしてほしいといった意思表示をすることが有効です。
家族全員を集めて、家を誰に相続させるか、どのように活用してほしいかをしっかりと伝えていくことが大切です。
第2部は「再開発で変わる所沢と今後の不動産市況」では
株式会社北斗ハウジング 代表取締役 上田福三が講演しました。
不動産市況では相続対策などでアパート・マンション建築が進んでいる中、
賃貸住宅の空室率が目立ち、賃貸住宅の需給バランスが崩れています。
地価は二極化が顕著になり、駅周辺や人の集まる場所は高騰していますが
それ以外の場所は緩やかに地価が下がり始めています。
また、事業用地としてはネット社会が進行で大型の土地や倉庫は需要がありますが、
オフィスや小型店舗の需要は減少しています。
所沢市も同じような不動産市況となりますが、
現在、所沢駅周辺の再開発により「駅中」に人が集中するものの
周辺店舗への来客が期待されないものとなります。
KADOKAWAの再開発では全国や海外からの集客が予想され
東所沢駅周辺の店舗需要が高まり、地価の上昇が見込める地点も出てくると思います。
武蔵野線は都心部からの直通アクセスが無いため交通の便がネックとなります。