SDGsとは
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、①「貧困のない世界」 ②「地球保護」 ③「全人類の平和と豊かさの享受」の3つの目的を達成すべく、2015年当時の国連加盟国193ヶ国が掲げる17項目で構成された共通目標です。以降、2030年までの15年間、このSDGsの達成に向けた行動が世界的に求められるようになりました。そのため、企業は利益だけを追求するのではなく、社会や地球環境へ与える責任を問われる時代へと変化しています。
北斗グループでは “住み続けられる街” を目指すため、「地域コミュニティへの積極的な関わり」を重点課題として取り組んでいます。ここで私たちが定義しているコミュニティとは、所沢市内の町内会をはじめ地域サロンや各連合会など、住みよい地域づくりのために精力的に活動しているあらゆる活動団体のことです。
私たちがここに注力する理由は、地域に根差した不動産会社として「住居」単位ではなく、「地域」単位でより多くの住民にとって住みよい環境をつくることが、私たちに課せられた使命だと捉えているからです。
私たちは「不動産」というモノではなく、「幸せな暮らし」というコトの価値提供こそが地域にとっての価値につながると考えています。その価値をどう向上させていくのか。日頃からその点を念頭に置き、事業活動や地域貢献活動を遂行しています。
また、地域に貢献し続けるためには、私たちも持続可能な企業であり続ける必要があります。私たちの活動で地域価値の向上が図れれば地域にとって必要な企業になることができ、またそのことが経済価値となって私たち自身に還元される。そのような循環を作りながら、地域環境や地球環境を守り続ける一助になりたいと考えています。
▲北斗グループがおこなう「住み続けられるまちづくり」
現在、少子高齢化の影響から、地方をはじめとした都市や街は人口減少により、その存続が危ぶまれている街がたくさんあります。以前、日本創成会議が発表した「ストップ少子化・地方元気戦略」の中で、896もの自治体が「消滅可能性都市」として公表され、波紋を呼びました。私たちが暮らす所沢市は幸いにもこの中には含まれていませんでしたが、「住みよい街」として持続するためには、これから一層、人や企業が支え合い、一体となって工夫し続ける必要があると考えています。
「住みよい」ということは地域価値が高いということ。それは人々の暮らしの豊かさにつながると思います。地域価値の向上には、施設やインフラ整備などの利便性の充実だけでなく、何かあった際に相談、支援、救済できる仕組みや地域内のつながりも必要です。そしてこれらの充実を率先しているのが地域コミュニティであり、私たち地域に根差した企業もこのコミュニティと関わりを持つことで、より住みよい地域づくりが促進され、実現できると考えています。