SDGsとは
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、①「貧困のない世界」 ②「地球保護」 ③「全人類の平和と豊かさの享受」の3つの目的を達成すべく、2015年当時の国連加盟国193ヶ国が掲げる17項目で構成された共通目標です。以降、2030年までの15年間、このSDGsの達成に向けた行動が世界的に求められるようになりました。そのため、企業は利益だけを追求するのではなく、社会や地球環境へ与える責任を問われる時代へと変化しています。
大規模な自然災害や新型コロナウイルスの感染拡大など、ここ数年、私たちの身の回りでは今まで経験したことのない非常事態が多発しているように思えます。
そのような中、北斗不動産グループではどのような災害が起こっても事業継続のできる持続可能な企業へと発展するため、有事に備えた職場環境づくりを長期的視点で計画的に進めています。
直近8月においては、災害時の非常電源の確保を想定し、電気自動車を社用車として新たに2台導入しました。なお、北斗不動産グループ本社(所沢市西所沢)の事業環境規模でいうと、電気自動車一台あたりで、おおよそ3日間事業活動が継続できる程の電力供給が期待できると試算しています。(日産リーフの場合)
また、有事の際には地域の方への電力配分(例えば携帯電話やスマートフォンの充電など)も想定していますので、今後も状況に応じて台数の確保をおこなっていく予定です。
そして、北斗不動産グループ本社では今回の電気自動車の導入と共に、地球温暖化の主たる要因として挙げられる温室効果ガス(主には二酸化炭素)を排出せずに発電する「100%再生可能エネルギー」へビルの電力設備をリニューアルいたしました。
再生可能エネルギーには、太陽光をはじめ、風力、水力、地熱など様々な種類のエネルギーが存在しますが、今回当社が採用したエネルギーは破棄物処理工場などでゴミを焼却する際に発生する熱と太陽光のエネルギーです。
今後はこれらをエネルギー源として発電する電力を使用しながら、これまで以上に環境に配慮した事業活動をおこなっていきます。私たち北斗不動産グループは地域環境、ひいては地球環境を守り続ける一助になりたいと考えています。