この度、当社は沖縄県宮古島市が募集する旧平良庁舎の利活用事業に応募し、選定委員会による審査の結果、優先交渉権者に選定いただいたことをお知らせいたします。
旧市役所平良庁舎は、1993年より27年間に渡り利用されてきましたが、新庁舎への移転に伴い2020年12月に閉鎖となっており、宮古島市は施設の整備と収益性の高い事業転換を図るため、事業者からの提案募集に至りました。
当社は、平良庁舎移転に伴う中心市街地の昼間人口減少による活気の低下、さらにオーバーツーリズムや地域格差といった島全体の課題に対し、このプロジェクトによって宮古島の良さや誇りを再発見する機会にしたいと考え応募しました。
本事業においては「宮古島の住民と観光客が交流する場を提供することで新たな価値を生み出す」ことをコンセプトに掲げ、地元の食やアートが集まるマーケット(市場)を開設するほか、飲食店やシェアオフィス、浴場など、だれもが気軽に立ち寄れる複合施設を計画しています。
本施設の運営を通じて、多様な人たちの交流から宮古島の良さを再発見し誇りを持ってもらうことで、島民の付加価値力を向上し所得を増加させることなどを目指し、また防災拠点や観光インフラとして宮古島市民と観光客のクオリティオブライフと安全性の向上に貢献していきます。