北斗不動産グループでは、不動産売買取引の際にお客様に安心してお任せいただけるように「営業強化道場」と称して、知識やノウハウの共有を目的に社内勉強会をおこなっています。
営業社員の持ちまわりで講師を担当し、過去には「取引事例の研究」や「相続の基礎知識」などをテーマに実施してきました。8月は宅地建物取引士の上位資格である不動産コンサルティングマスターを保有する営業社員の瀬戸口による「地中埋設物について」の講座をおこないました。
不動産の売買取引では、安心安全な取引をおこなうために、目に見えない内在リスクの予見と、万が一トラブルが発生した場合の対処方法について事前の調査をおこないます。調査すべき項目は物件の状況によって様々。実務経験の浅い営業社員は、どこを調査すべきかを見極める知識が乏しいため、特に力を入れて教育しています。
▲「営業強化道場」の様子
今回の講座テーマで取り上げた「地中埋設物(解体後、地中から発見される物)」についても調査が不十分だとトラブルに発展するケースが多いため、正しい知識を身に付けておく必要があります。例えば、地中に埋まっている物の例として「建物の瓦礫、井戸、配管、地下室、埋蔵文化財(遺跡など)、浄化槽」といった物が挙げられますが、稀に不発弾という危険な物も存在します。
物件を購入するお客様はそういった情報をご自身だけで知り得ることは難しいため、私たち不動産会社がしっかり知識をつけて、抜け漏れのない調査をおこなうことが大切だと考えています。
引き続き私たちは、あらゆる角度からリスクを防ぐための勉強を重ね、お客様に安心してお取引をしていただけるような会社を目指していきたいと考えています。
▲リモート配信にて複数の事業所から社員が参加